2021/11/09 12:19
泡立ては耳後ろから。
何の迷いもなく「てっぺん」から・・・という方が多いんじゃないでしょうか。
理想は耳うしろ。
適量のシャンプー剤を手のひらにとって、軽く泡立てるようにしながら広げてから、
耳の後ろになじませて更に泡立て、そのまま耳上~耳前へと廻します。
そして、十分に膨らんだ泡を全体に広げていきましょう。
これがいちばん泡立ちやすく、頭皮にも優しいんですね。
近年は、女性だって抜け毛を気にする時代ですから、
シャンプー剤の安全性だけでなく、
洗い方までも含めて考えていかなくてはいけません。
そしてもう1つ、泡の量が大事ですね。
泡の出ない原因は3つ、
①頭が汚れている(ワックス等がついている)
②泡がたちにくい活性剤自体の特徴
③シャンプー剤の使用量が少ない
特に、髪の多い方、長い方、傷みが激しい髪は、
泡立ちにくいものです。
予洗いをしっかりすることで、かなり解決できる問題でもあるわけですが、
③の使用量に関しては、基本、
泡立ちが悪かったら足す
・・・を心がけていただくしかありません。
理想はツーシャン(2回洗い)です。
最初の一回目ではシャンプーの泡立ちが悪いと
感じている方でも2回目は、
ほんとに弾力のある、気持ちいい泡を楽しむことができます。
なぜ泡立ちにこだわるのかというと、
汚れの分解、遊離、シャンプー本来の清浄という目的と、
髪同士のこすれ、頭皮への摩擦をさけるということもあります。
特に、地肌の弱い方や髪の毛が比較的に細い方は
「こすれ」ということに関して特段の配慮が必要ですし、
育毛の観点で見た場合には、「新生毛」の脱落・・・という問題があります。
細く弱っている髪や、生まれたての新生毛などは、
「しっかり洗う=「強い摩擦」式の洗い方が天敵なのです。